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なぜACアダプタは変更されたのか?
※このエントリーはInside the Boxの「So Why Did My AC Adapter Change?」を翻訳したものです。
電源と電源管理について、これから何回かのエントリーで触れてみたいと思います。
昨年のThinkPad Zシリーズから出荷されるようになった新しいACアダプタプラグを私たちが紹介した時、多くの混乱が巻き起こりました。噂が駆けめぐり、オプション製品の売り上げを底上げするためなんじゃないか、と多くの人が考えたものです。
実に馬鹿げた話です。
この業界では、あらゆる人々が現状の互換性維持と新機能の実装の狭間でせめぎ合いを強いられます。Microsoftは新しいWindowsを発表する度にこの問題に直面します。それは、今でも使われている6年も前の周辺機器へのレガシーサポートをどれほど提供すべきか、そんなもののサポートをやめてWindowsをよりシンプルに出来たらどれだけシステム的にメリットが大きいか、という葛藤です。
蛇足ですが、可能な限り機器を新しいものに入れ替えるのが好きな私でも、1997年に買ったHP 722cプリンタを使い続けています。次期バージョンのWindowsでサポートされなくなったら激怒してしまうでしょうね。
話を元に戻しましょう。これは私たちがACアダプタの件で直面している問題と非常に似ています。私たちは約6年間に渡り、同じプラグのACアダプタを使い続けてきました。T43に電源を供給していたACアダプタが、ThinkPad 600のような古いモデルにも同じように電源供給出来たのです。会議に参加している際に、必要になったら他の人から電源を借りられることが個人的にはとても気に入っていました。私たちのお客様もそれは同じです。多くの人々が3世代目、4世代目のThinkPadを持っていて、鞄にACアダプタが一つ、オフィスに一つ、自宅に一つ、実家に一つ…という風に使っていたわけです。
それなのに突然、恐ろしいことに、我々が新しいアダプタを紹介し始めたのです。私たちは全てのPCベンダーを悩ますレガシーのジレンマに直面しました。我々は最新のCore 2プロセッサや、最速のグラフィックカード、USBポート数の増加、HDオーディオのような標準を提供したいと考えています。しかし、それをやるには、56ワットや72ワットのアダプタでは十分な電力を供給出来ませんし、充電するのにそれなりの時間がかかってしまいます。より多くのワット量を提供するために変更はやむを得ないのです。
同時に、私たちは電圧を16Vから20Vに変更をすることを決定しました。私は電気技術者ではなく、間違いがあれば誰かが指摘してくれるかと思いますが、120V/240Vの壁電源を20Vに落とす方が、以前のアダプタの16Vに落とすよりも遙かに効率的なはずです。これにより、16V標準を守るために必要だったものよりも小さな電源パックについて検討することが可能になりました。
電圧の変更が旧式のシステムユニットを損傷しないように、我々は新しいアダプタのプラグを変更して、旧式のシステムに間違って接続することがないようにしました。
我々は可能な限り賢明でありたいですし、技術デザインというのは未来を見通したものであるべきだと思います。これからどれだけの期間、この新しい電源アダプタに変更を加えなくて済むかは保証できませんが、多くの皆さんに愛されてきた旧式の黄色いプラグよりも、一日でも長く使い続けられるものになって欲しいと願っています。
今回の件で良いお知らせがあるとすれば、最新のThinkPad(「60」よりも新しいもの)で使っているアダプタと同じものが、Lenovo 3000ノートブックでも使えるということでしょうか。
David Hillがこのトピックに関して、憤慨されているお客様への返答として、昨年夏にDesign Mattersで素晴らしい投稿をしています。
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レノボ・ジャパン ThinkPad 65W ウルトラポータブルACアダプター 40Y7699 Lenovo 2006-02-15 |
| Print article | This entry was posted by tomioka on 01/18/2007 at 8:24 AM, and is filed under Miscellaneous. Follow any responses to this post through RSS 2.0. You can leave a response or trackback from your own site. |

