※このエントリーはPersonal Development with The Positivity Blogの「7 Habits of Highly Ineffective People」を翻訳したものです。
世間でよく知られている成功に至る習慣のリストをひねって、あなたが避けるべき"7つの悪習慣"のリストを作ってみました。良い習慣について知ることと同じように、避けるべき悪習慣について知ることも重要なことです。
この"7つの悪習慣"の大部分は、日々の生活の中で知らず知らずに陥ってしまいがちなものです。しかし、これらの悪習慣は人生に大きな悪影響を及ぼすものです。
ちなみに、これはちょっとしたお遊びで書いてみたものです。私が重要なことをたくさん成し遂げているというわけではないことはご理解ください。また、ここでは人生を非生産的にしてしまう習慣のうち、しばしば見られるもの7つをピックアップしただけです。実際にはもっとあると思います。
1. やろうともしない
ウディ・アレンのこんな格言を聞いたことがありますか。
"成功の80%はその場に現れることによる"
あなたの社会生活、キャリア、あるいは健康を成功に満ちたものにするための、最も重要かつシンプルな原則は、もっと"やってみる"ということです。あなたがもっと健康になりたいならば、最も重要かつ効果的なのは、決めた時間にいつもジムに"行ってみる"ということです。
例えば天気の悪い日は外出する気がなくなり、やらないといけない他のことが思い浮かんでしまいます。こんなモチベーションの上がらない日でも、家を出て、ジムにたどり着いたあなたならば、家のソファでリラックスしている人よりも、健康になるはずです。
これは人生の大部分にも当てはまります。例えば、文書を書いたり、絵を描く練習を毎日"やってみれば"、もっと早くうまくなるはずです。もっとたくさん外出"してみれば"、もっと多くの新しい友達に出会えるはずです。"やってみる"というだけで大きな違いが生まれてきます。"やろうともしない"では、どこにもたどり着けません。
2. ぐずぐずと先延ばしする。
先延ばしを回避するために、私のお気に入りの3つの原則を紹介します。
a)"カエルを呑んでしまえ"―これは、毎朝、最初に手を付けるのは一番大変で一番重要なタスクにしよう、という意味です。最初に大きな仕事を片付けてしまうと精神的にも高揚し、その日の残りの仕事に勢いを付けることが出来ます。そうなれば、その日は非常に生産的な日になります。
b)"どうすれば象を食べられるか"―象を一口で食べようなんて思わないで下さい。どこから手を付けていいのか圧倒されるようなものに直面すると、人間はしばしば先延ばしをしてしまいます。タスクを切り分け、実行できるステップにまで分割していきます。そして、まずは分割した最初のステップに集中し、それ以外のステップは忘れましょう。最初のステップが終わるまでは、他のことに手を付けてはいけません。最初のステップが終わってから、次のステップに移りましょう。
c)"潜在意識に働きかけろ"―ここでガイドされている瞑想の方法は、私にとっては非常に効果的でした。ベッドに横になりながら20分間ほど、「私はこれからもっと生産的になる」という言葉を聴き続けます。私の場合、こうしておけば、先延ばしをしたり、好きなウェブサイトで何か面白いことはないかと探し回る悪い習慣に陥ることもなくなりました。
3. やるべきことを後回しにしてしまう
先延ばし以外で最も陥りがちな悪習慣の一つが、たいして重要でもないタスクに忙殺されてしまうということです。
生産的になるには、いくつかの時間管理術を知る必要があります。それは毎日の始まりに80対20の法則を使うようなシンプルなもので十分です。パレート効率性の原則としても知られている80対20の法則は、80%の結果は20%の行動から得られるというものです。つまり、あなたが全力を注ぐべきなのは、20%の重要なタスクということです。
このルールを使ってタスクの優先順位付けをするには、その日のうちにやらないといけない3つの重要なことを書き出すだけで十分です。次に、そのリストの上から順番に始めましょう。それが終わったら、書き出した残りのタスクに移ります。皆さんの中にはGTDのような他のシステムの方が好きな方もいらっしゃると思います。その場合でも、最も重要なタスクに最高の優先度を付けて実行している限り、たいして重要でもない業務に日々振り回されるようなことはなくなるはずです。早く仕事をこなしたところで、それが重要ではないタスクばかりでは有効な方法とは言えません。
4. 考えてばかりで行動しない
分析ばかりで立ちすくんでいるようでは、人生は無駄になってしまいます。行動する前に考えることは決して悪いことではありません。事前に調査を行い、計画を立て、有用性や潜在的な問題点を洗い出すことは良いことです。
しかし、考え、さらに考え、そしてさらにまた考えているようでは時間の無駄としか言いようがありません。やってみる前から、あらゆる側面から分析し尽くすことなんて出来ません。また、何かをするのに最高のタイミングを待つことも無駄です。そんなタイミングは絶対来ないものですから。さらに、考え過ぎれば過ぎるほど、あなたは深みにはまってしまい、実行するのがより困難になっていきます。そうなったら考えるのを止めるしかありません。心の不安に耳を貸すのを止めることで、あなたは元の場所に戻ることが出来るのです。そして、やるべきことをやってみることです。
5. 何事につけても悪い側面ばかり見てしまう
この悪習慣は、自分で自分のモチベーションに穴を開けるようなものです。実際には問題がないものでも、至るところに欠陥や問題を見つけてしまいます。そして、些細なことに拘ってしまいます。もし、あなたが"やらない理由"を探しているのであれば、それでも問題はないはずですが...。ネガティブな側面から見れば、いつでも10個くらい"やらない理由"なんて見つかるものです。
しかし、ここから得られるものは非常に限られています。こうなると、あなたは自分の話を聞いてくれる人に、自分の仕事や生活や上司がいかにどうしようもないかと、泣き言を並べるわけです。しかし、そんな話を聞きたい人はほとんどいないでしょう。そして、あなたの考え方や世界の見方は現実化する予言となり、あなたの生活をどうしようもないものに作り上げていきます。
ネガティブな側面からばかり見てしまうことに歯止めをかけるための解決策はあります。それは、あなたの見方が世界の実像を100%とらえたものではないのを認めることです。そして、他の人の見方も試してみて下さい。例えば、物事をもっと楽観的に見てみることは非常に有益です。簡単ではないことですが、7日間ポジティブな考えだけするように努力してみれば、洞察力が格段に向上し、あなたの世界の捉え方に大きな変化が出ることを実感できるはずです。
6. 自説にこだわり、他人に耳を貸さない
自分の考えや信念が、決してベストな選択肢ではないことを認めることは非常に困難です。そして、自説にこだわればこだわるほど、心を閉ざしてしまうことになってしまいます。こうなると、新しい考えを取り入れ、生産的になるのは難しくなるでしょう。変化を考慮することですら難しくなってしまいます。
明らかな解決策は、もっと心を開くことです。心を開き、自分や他人の間違いや本などから学ぶ姿勢を持つことです。ただしこれは、"言うは易し、行うは難し"の典型でしょう。私から提案できることがあるとすれば、先ほども述べたことですが、あなたが知っていることには限界があることを自覚するということです。そして、新しいことを試してみることです。
他の方法としては、エックハルト・トールの『A New Earth』の、特にエゴに関する章を読んでみることです。トールが薦めているように、自説とエゴとを同一化することは止めましょう。そうすれば、新しいアイデアや考え方を取り入れることはもっと簡単になるはずです。そして、役に立たなくなった古い考え方は追い出してしまいましょう。付け加えておけば、新しい情報を取り込んでばかりでも駄目です。新しい情報を活用するには、アクションに移す以外に方法はないからです。
7. 継続的に情報過多の状態になる
ここでの情報過多とは、たくさん読むことだけを意味しているわけではありません。それ以外のあらゆる情報のインプットを含めた上での話しです。あらゆる情報が絶えず脳に流れ込むようにしている状態では、刺激が強すぎて、クリアに考えることが出来なくなります。それ以外にも、情報過多の弊害はいくつかあります。
a)あなたが受け取る情報のいくつかはネガティブなものです。メディアやあなたの周囲の人々は、いろいろな理由があり、しばしばネガティブな方向に印象操作を行ってしまいがちです。あなたは日々受け取る情報を選別していないと、あなたもまたネガティブな方向に引きずられていってしまいます。これはあなたの考え方、感じ方、そして行動に大きな影響を及ぼします。
b)情報過多の状態は、世間で起こっていることに乗り遅れまいとする焦りをあなたに生みます。しかし、世間では非常に多くのことが日々発生しており、いずれ追い付けなくなります。こういう生活は非常にストレスフルなものです。
c)あなたの脳が絶え間なく情報の爆撃を受け、情報の整理を強いられている状態では、決断を下し、行動に移すことは非常に困難になります。私の場合は、情報整理で手一杯になり、まともに仕事に手を付けられなくなりました。こうなると、3でも紹介した優先度の低い活動に忙殺された状態になってしまうわけです。
情報を絞り込むことで、よりクリアに思考をして、行動に移ることが出来るようになります。そのためには、脳に流れ込んでくる情報を取捨選択することが非常に有益です。働いている時は、気を逸らすようなものは出来るだけ排除して下さい。電話とネットは止めて、ドアも閉めてしまいます。15分ごとに入る中断がなくなり、RSSフィードやお気に入りのサイトを巡回することが出来ない環境で、どれほど多くの業務をこなせるのか試してみると、その生産性に驚くはずです。
ここでは全てのブログのエントリーと新聞記事を読むのを止めるように薦めているわけではありません。しかし、本当に読みたいものは何かということと、あなたが読んでいるものにそれだけの価値があるかを一度考えて欲しいのです。また、ドアを開けた状態で入ってくるものについても目を向けてください。
例えば、あなたは同僚のネガティブな感情が入り込んでくるのが好ましくないと考えているとします。他の人がダラダラと先延ばしをしていたり、優先度の低いタスクばかりに忙殺されているようであれば、簡単にそういうムードの影響を受けてしまいます。ドアがあるならば、それを閉めてもっと重要なことに専念することは悪いことではありません。
